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香港紙「蘋果日報」創業者黎智英氏、最終弁論延期!収監中の健康状態に懸念 – トランプ氏も関与

2025-08-15
香港紙「蘋果日報」創業者黎智英氏、最終弁論延期!収監中の健康状態に懸念 – トランプ氏も関与
産経ニュース

香港の民主化運動を支え、かつて香港発の有力紙「蘋果日報」を創設した黎智英(ジャーミー・リー)氏の最終弁論が、豪雨の影響により1日延期となりました。約4年8ヶ月に及ぶ長期間の収監生活の中で、黎氏の健康状態が悪化しているとの報告もあり、国内外から深い懸念の声が上がっています。

黎氏の国家安全法違反に関する裁判は、約5ヶ月ぶりの再開となる予定でしたが、記録的な豪雨の影響を受け、日程が調整されました。延期されたにも関わらず、裁判所の傍聴席を求める市民の列は、前日と同様に非常に長くなりました。これは、黎氏に対する関心の高さと、香港の自由に対する懸念を反映していると言えるでしょう。

黎智英氏の収監と健康状態

黎氏の収監は、2020年12月に始まりました。国家安全法違反の疑いで逮捕された後、保釈を認められず、以来、獄中生活を送っています。この長期間の収監生活は、黎氏の健康状態に深刻な影響を与えていると報じられています。具体的な病状については公表されていませんが、複数の情報源によると、健康状態は悪化の一途を辿っているとのことです。

トランプ氏の関与

黎氏の事件は、国際社会からも注目を集めています。特に、元アメリカ大統領ドナルド・トランプ氏は、黎氏の解放を公に呼びかけています。トランプ氏は、黎氏を「勇敢なジャーナリスト」と表現し、彼の収監は「不当」であると非難しています。トランプ氏の関与は、この事件が単なる香港国内の問題ではなく、国際的な人権問題として認識されていることを示しています。

今後の展望

最終弁論の延期は、黎氏の裁判の行方に対する不確実性を高めています。しかし、国内外からの関心は依然として高く、彼の解放を求める声は止みません。今後の裁判の行方、そして黎氏の健康状態に、世界中の視線が注がれています。香港の自由と民主主義の未来を占う上で、この裁判の結果は重要な意味を持つことは間違いありません。

今回の延期は、裁判への傍聴を希望する市民に混乱をもたらしましたが、同時に、黎氏への支持と香港の自由を求める人々の熱意を改めて示す機会となりました。今後の展開に注目が集まります。

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